2022年2月16日

解説/神戸製鋼 通期経常益820億円に上方修正/コスト削減など改革進展/販価改善推進に注力

神戸製鋼所は2021年度の連結経常利益予想を820億円と前回予想から70億円上方に修正した。コスト削減と在庫評価益の増加が寄与する。鉄鋼事業は自動車減産の影響を受け、数量・利益とも前回を下回る予想。高騰する原料価格の転嫁が十分進まず、今後も上がる見込みの原料コストへの対応が鍵となる。半導体不足の影響を間接・直接的に受けるが、建設機械など各事業の収益力は増し、財務体質は向上する見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社