2022年2月16日

工場ルポ/日本冶金・大江山製造所(上)/地元鉱山ルーツにニッケル製錬/世界唯一の半溶融製錬法

日本冶金工業は「都市鉱山」のリサイクル原料を使うニッケル生産量を月間400トンへと現状比倍増する方針だ。リサイクル原料はステンレス鋼向けに自社製錬するニッケルの4割強を占めており、将来的に100%を目指す。世界的に唯一の方法でフェロニッケル製錬を行う大江山製造所(京都府宮津市、館農昇製造所長)で保管施設や自動破砕機を整備し、不純物除去技術も確立する。現状で原料の6割弱を担う輸入ニッケル鉱石の調達リスクを回避するとともに、循環型社会にも貢献する。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社