2022年2月3日

需要家トップに聞く/コベルコ建機 尾上善則社長/遠隔操作などICT強化/生産能力不足、五日市以外も活用

コベルコ建機の尾上善則社長は「”こと”ビジネスの強化」を掲げ、2021年度からの現中期経営計画でICT(情報通信技術)を活用した遠隔操作やクレーン施工計画立案シミュレーションソフトの展開を進めるほか、環境技術として建機の電動化の開発を加速する。新型コロナウイルス拡大で機械の供給体制にも逆風が吹く中、各施策を通じた強固な事業基盤構築に当たる。尾上社長に新年の見通し、取り組みを聞いた。

 ――建機市場の動向と22年、22年度見通しについて。

 「21年は総じて良かった。中国は思ったより年後半の落ち込みが大きかったが、それ以外の地域は好調だった。22年、22年度は中国が21年より落ちるものの、その他の地域は21年並みとみている」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社