2022年2月2日

鋼材流通の現状と展望を聞く/東鉄連・井上憲二会長 明治鋼業社長/デジタル駆使し連携促進/適正受発注へ商習慣見直し

――2022年の東京鉄鋼販売業連合会(東鉄連)の活動方針について。

「一昨年に続き、昨年も新型コロナウイルス感染状況の悪化を受け、急きょリモートでの開催に変更したり、開催自体を中止にせざるを得なくなったりして、予定通りに実施できた事業は少なかった。昨年までの経緯を踏まえ、今年はリモートでできることからやっていく。昨年12月に実施したオンライン新入社員研修は好評だった。今後も会員のニーズに応じて、既存の事業を順次リモート開催に切り替えて、復活させていきたい」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社