2022年2月1日

UACJの板事業戦略/田口正高専務執行役員に聞く/アルミ再生率向上に寄与

 UACJは世界的な半導体需要を受けて製造装置向け厚板の増産を進める。自動車材の復調や海外の缶需要の伸びなど事業環境は好転に向かいつつある。2022年はどのような事業を展開するのか。板事業本部長の田口正高専務執行役員に聞いた。

 ――22年はどのような年か。

 「22年度は19年10月から開始した構造改革の最終年度。構造改革を完遂し、筋肉質な会社にする。成長分野・成長市場にも注力し、基盤を強化していく。昨年はマグネシウムや金属シリコンといった副資材価格が高騰した。4月以降も副資材の価格が上昇することがあれば、価格転嫁をお願いする可能性はある」

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社