2022年1月28日

需給・市況を診る/鋼板・建材/東京製鉄 常務取締役営業本部長/今村 清志氏/コスト高要因 めじろ押し 追加値上げ必須

 ――海外市場で変化の兆しが見られる。

 「本年に入り、鉄鋼原料価格が変化し、上げトレンドに入っている。鉄鉱石、原料炭の中国向けスポット価格が上昇。これを受けて、ドル建ての鉄スクラップ価格も底入れ・反転している。これらは中国の影響が大きい。製品市況は弱含み基調を脱し切れていないが、いずれ原料価格動向の影響を受けて、底入れ・反転の動きが出てくると思う」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社