2022年1月28日

デジタル化で商機を見いだす伸銅品問屋 (上)/昨年7月から本格稼働を始めた久野プラス/久野プラス利用促進のため景品キャンペーンを展開/ITで作業を効率化/ユーザーの利便性高める

 ここ数年で普及したデジタル化の流れは、いまや伸銅流通でも事業成長に欠かせないキーワードだ。例えば業界内でいち早くウェブ注文サービスを導入した白銅では現在、見積もり依頼の約7割、注文の3割程度がウェブを経由。参加仕入先企業数は100社を突破している。一方でデジタル化には費用が掛かり、機能を使いこなし切れないケースもある。どのようにデジタル化を進めることでうまく活用できるのか、その一端を紹介する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社