2022年1月27日

非鉄新経営 新たな成長に向けて DOWAHD社長 関口明氏 リサイクルで社会貢献 代替燃料活用に向け技術開発

 DOWAホールディングスは2022年度から始まる次期中期経営計画を策定している。世界が脱炭素社会へと舵を切るなか、同社は主力事業のリサイクルや金属加工の技術力を生かして社会課題解決に貢献し、会社の成長にもつなげていく構想を描く。関口明社長に現状の課題認識や今後注力する取り組みを聞いた。

 ――新型コロナウイルス禍による影響は。

 「操業への直接影響は20年度上期のみで、下期には自動車産業の回復などから、ほぼ心配せず事業を営める状態に戻った。逆にコロナの副作用で非鉄価格が上がった恩恵もあった。今年度は史上最高益がほぼ確実とみている。また、コロナ禍を経験して5つのコアビジネスがいまの社会に不可欠な事業であることを認識でき、これまでの方向性が間違いでなかったと再確認できたのは収穫だ」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社