2022年1月20日

低炭素アルミの未来/ルサール・ジャパン 村上歩社長に聞く/ゼロカーボンアルミ量産へ

脱炭素社会の実現に向けて水力発電など再生可能エネルギー由来の電力を用いて製錬したグリーンアルミが世界的に注目されている。露アルミ大手のルサールはグリーンアルミに加え、不活性陽極を用いたゼロカーボンアルミの量産を目指している。日本法人のルサール・ジャパンの村上歩社長に低炭素アルミの未来について聞いた。

 ――日本でグリーンアルミは広がるのか。

 「以前は低炭素地金に興味を持っているが、浸透していない状況だった。現在は普及が進んでいる印象を受けている。多くの日本企業が低炭素アルミに興味を持ち始めており、うち何社かは2022年の年間契約で取引を検討している。脱炭素化に対するサプライチェーンを通じた要請がきっかけとなっているようだ。温室効果ガスの排出低減のためにはサプライチェーン排出量のスコープ3に低炭素アルミは欠かせない」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社