2022年1月17日

脱炭素化の潮流で 鉄スクラップの価値高く/日本鉄リサイクル工業会/伊藤弘之会長/業界の重要性再認識

2021年はカーボンニュートラルやSDGsの機運が国内外で高まり、鉄スクラップの注目度がより高まった一年だった。鉄鋼生産におけるCO2排出量が高炉の4分の1とされている電炉では、製鋼原料として鉄スクラップを使用している。各地の電炉メーカーに鉄スクラップを納める約700社の鉄スクラップ加工業者で主に構成される日本鉄リサイクル工業会の伊藤弘之会長(大成金属社長)に、昨年の鉄スクラップ業界と今後の展望について話を聞いた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社