2022年1月11日

非鉄新経営 新たな成長に向けて/UACJ社長/石原美幸氏/リサイクル構築に注力/環境負荷低減へグリーン地金推進

 UACJは今年度発表した長期経営ビジョン「UACJ VISION 2030」実現に向けて、新領域の開拓やリサイクルシステムの構築に注力している。2022年の事業展開や環境施策をいかに進めるのか。石原美幸社長に聞いた。

 ――下期の国内事業の見通しを。

 「液晶・半導体製造装置向け厚板需要は続くとみている。一方、自動車関連が11月まで影響を受けたため、全体では上期ほどは伸びないだろう。お客さまにより濃淡があるが、半導体不足の影響が長引いているお客さまもいるため、全体的な回復は見込めない。当社は堅調な受注があるため、影響は少ないとみている」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社