2021年12月9日

神戸製鋼所 事業部門長に聞く/溶接/山本明執行役員/拡販ゾーン対応を強化/新製品順次導入 ITにも積極投資

 神戸製鋼所の溶接事業部門は、溶接材料・ロボットシステム・溶接施工が三位一体のソリューション提案を国内外で展開、「世界で最も信頼される溶接ソリューション企業」であり続けることを目指している。同事業部門長の山本明執行役員に現状と今後の取り組みについて聞いた。

 ――昨年度以降、溶接事業も世界的な新型コロナウイルス禍の影響を色濃く受けた。2021年上期の状況は。

 「溶接材料に関して、国内は自動車関連向けの販売増加、海外もASEANにおける自動車向けや建設機械向けの販売量が増加し、上期の事業部門売上高は前年同期比33億円増の380億円となった」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社