2021年12月9日
非鉄新経営 新たな成長に向けて タンガロイ社長 木下聡氏 変化に対応し製品提案 温室効果ガス43%削減目指す
世界的に需要が回復している超硬工具業界。中長期的にはEV(電気自動車)化などでマーケットは大きく変化する見通しだ。大手超硬工具メーカーであるタンガロイの木下聡社長に今後注力するポイントなどを聞いた。
――2021年度上期(1―6月)の振り返りと下期見通しを。
「19年度に戻す予算としたが、大幅に上回る売り上げとなっている。海外は新型コロナウイルスからの立ち上がりが早い。特に欧州、米国、中国、インドは好調。一方日本の需要回復は遅れている。上期は過去最高の売り上げだった18年度と同等の水準で、このまま年末まで維持できそうだ」
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