2021年12月1日

非鉄新経営/―2030年に向けて―/東京特殊電線社長/川口寛氏/先見据えた分野に注力/医療に「細線技術」を提案

車載用シートヒーター線、三層同軸ケーブル、コンタクトプローブなど、素材の開発で培った技術をベースに「特殊」な製品開発を進めている東京特殊電線。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の進展が期待される自動車分野だけでなく、医療などの先を見据えた新たな分野にも力を入れる。同社の川口寛社長に、足元の事業環境や今後の戦略を聞いた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社