2021年9月6日

YKKAPの住宅建材事業/魚津彰上席執行役員に聞く/将来は全量アルミ再生地金

YKKAPは全国で樹脂窓や防災商品の販売が好調だ。7月に埼玉窓工場(埼玉県久喜市)の生産能力引き上げを発表し、首都圏への供給力向上を図る。今年度の住宅建材に関する事業方針を住宅本部長の魚津彰上席執行役員に聞いた。

 ――足元の事業環境を。

 「ワクチン接種が進んでいるものの見通しは不透明だ。関東エリアでみると、緊急事態宣言の影響で工事の日程に遅れが出る可能性もある。ウッドショックの影響は新築向けを中心に5%ほどの減少を見込んでいる。年明け以降は木材不足が改善すると想定している」

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