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2024.10.30
2021年8月3日
経営戦略を聞く/モリテックスチール/独自製品の開発強化へ/門高司社長/三重大山田に成形機を増設
モリテックスチール(本社=大阪市中央区、門高司社長)は、特殊帯鋼の専門商社として、また、特殊帯鋼の特性を熟知した加工技術を持つメーカーとして、自動車関連をはじめ家電製品、農業機械、住環境機器など広範なマーケットに鋼材および製品を提供。海外事業が着々と伸長する一方、日本国内では技術革新を進め、新たな自社ブランド製品の開発に注力している。門社長に、現状と今後の取り組みについて聞いた。
――足元の経営環境認識から。
「自動車、非自動車ともに引き合いは旺盛で、米中貿易摩擦前には及ばないものの、新型コロナウイルス前の水準には戻ってきた。しかし、鋼材納期が非常にタイトなため、各事業部門で納期調整に追われている。また、自動車業界に関しては世界的な半導体不足の影響で、各自動車メーカーは減産を余儀なくされており、バックオーダーを抱えている状態である」
「今期(2022年3月期)は、鋼材納期問題と自動車メーカーの生産調整の影響で、4―6月期業績はやや低調ながらも計画を若干上回る見通し。7―9月期以降は引き続き鋼材納期遅れや高炉の能力不足に伴う受注制限などの不安は残るものの、新規受注品の立ち上がりや自動車メーカーのバックオーダーの解消などから、売上高は前期比23%増の275億円、損益面も黒字回復の見通し」
――足元の経営環境認識から。
「自動車、非自動車ともに引き合いは旺盛で、米中貿易摩擦前には及ばないものの、新型コロナウイルス前の水準には戻ってきた。しかし、鋼材納期が非常にタイトなため、各事業部門で納期調整に追われている。また、自動車業界に関しては世界的な半導体不足の影響で、各自動車メーカーは減産を余儀なくされており、バックオーダーを抱えている状態である」
「今期(2022年3月期)は、鋼材納期問題と自動車メーカーの生産調整の影響で、4―6月期業績はやや低調ながらも計画を若干上回る見通し。7―9月期以降は引き続き鋼材納期遅れや高炉の能力不足に伴う受注制限などの不安は残るものの、新規受注品の立ち上がりや自動車メーカーのバックオーダーの解消などから、売上高は前期比23%増の275億円、損益面も黒字回復の見通し」
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