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2024.10.30
2021年7月8日
新社長に聞く/ワコースチール/里嘉郎氏/品質・生産性さらに向上
日本製鉄グループの厚板加工企業、ワコースチール(本社=千葉県成田市)は新社長に里嘉郎前日本製鉄執行役員建材事業部長が就任した。清水健五前社長の後を受けて「建設機械、セグメント向けを主力に、品質、生産性をさらに高め、より筋肉質の会社にしたい」と競争力強化に注力。日本製鉄の厚板・建材事業への貢献を掲げ、将来の事業の展開も視野に入れる。新社長に今後の取り組み方針を聞いた。
――ワコースチールの印象から。
「4月から顧問として着任したが、厚板分野は住金時代の建材部で橋梁鉄骨向け厚板を担当して以来。改めて厚板を加工する立場となって新鮮な驚きが多い。当社は厚板専業となってから5年経つが、溶断、二次加工に加えて製缶事業により建機メーカーの下工程としての機能を果たしているのが大きな特徴。品質や生産性など、モノづくりの高い実力を現場が支えているという印象だ」
「モノづくりの力については、清水前社長が積極的に取り組まれ、仕組みづくりから強化された成果が表れている。例えば昨年度は新型コロナウイルス禍で数量が大幅に落ち込んだにもかかわらず、収益を確保することができた。目指してきた筋肉質の事業体に変貌しつつある証左であり、バトンを受け継ぎ、さらに強みを伸ばしていきたい」
――ワコースチールの印象から。
「4月から顧問として着任したが、厚板分野は住金時代の建材部で橋梁鉄骨向け厚板を担当して以来。改めて厚板を加工する立場となって新鮮な驚きが多い。当社は厚板専業となってから5年経つが、溶断、二次加工に加えて製缶事業により建機メーカーの下工程としての機能を果たしているのが大きな特徴。品質や生産性など、モノづくりの高い実力を現場が支えているという印象だ」
「モノづくりの力については、清水前社長が積極的に取り組まれ、仕組みづくりから強化された成果が表れている。例えば昨年度は新型コロナウイルス禍で数量が大幅に落ち込んだにもかかわらず、収益を確保することができた。目指してきた筋肉質の事業体に変貌しつつある証左であり、バトンを受け継ぎ、さらに強みを伸ばしていきたい」
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