2021年7月2日
共栄九州 太陽光パネルリサイクル、大分で初展開 独自の処理装置 ガラスも可能に
鉄スクラップ専業商社大手の共栄(本社=神戸市、久宝利幸社長)グループで総合リサイクル事業を展開する共栄九州(本社=大分県宇佐市、當舎政雄社長)は近く、県内で初めて廃棄ソーラーパネルのリサイクルを開始する。地区ヤードディーラーとしても初めてで大部分が焼却や埋め立て処分される中、処理装置を独自に製作することで貴金属を回収できる発電セルをはじめ、従来は埋め立てや路盤材としての利用が多かったガラスの再利用も可能にした。今後、処理体制の強化を進め、耐用年数の経過による大量廃棄など高まるニーズに応える。
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