2021年7月1日

新社長に聞く/日本製缶/松田豊彦氏/人・設備の潜在力引き出す

18リットル缶製造大手の日本製缶は、6月29日付で松田豊彦氏が社長に就任した。新型コロナウイルス禍で市場の先が見通しにくい厳しい事業環境下で就任した松田社長に現状の認識と今後の方針について聞いた。

 ――まずは抱負を。

 「当社は1925年に創業し、あと3年少しで100年目を迎える歴史ある会社。身が引き締まる思いだ。馬場敬太郎前社長から歴代の血と汗と涙がしみ込んだたすきを引き継ぎ、落とすことなく次に渡すのが役割。コロナ禍で厳しい状況だが、やりがいをもって取り組んでいきたい」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社