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2024.12.20
2021年6月22日
日本精線/新中計を聞く/新貝 元社長/上方弾力性投資を推進/サステナブル 社会貢献 新製品開発・市場開拓へ
ステンレス鋼線製造の最大手、日本精線は2023年度を最終年とする3カ年の新中期経営計画をスタートした。前中計で実施してきた高機能・独自製品の上方弾力性確保に向けた設備投資を継続するとともに、サステナビリティー成長分野の新製品開発・市場開拓を加速、国内外での存在感を一層高めていく。新貝元社長に中計の骨子や今後の取り組みについて聞いた。
――前期(21年3月期)の総括から。
「主力のステンレス鋼線は、新型コロナウイルス禍の影響で上期は月間平均販売数量が前年同期比25%減にまで大幅に落ちたが、下期に自動車関連の急回復など幅広いアイテムが持ち直し、特に1―3月は好調だった18年度平均レベルにまで戻り、通期の月間販売数量は前期比11・2%減の2891トンとなった。一方、金属繊維は、化合繊維向けのナスロンフィルターが国内外のアパレル分野低迷が影響したが、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は半導体向けがコロナ禍でも堅調に推移。連結売上高は341億円と微減ながら、利益面はそれぞれ前期比20―30%増を確保できた」
――前期(21年3月期)の総括から。
「主力のステンレス鋼線は、新型コロナウイルス禍の影響で上期は月間平均販売数量が前年同期比25%減にまで大幅に落ちたが、下期に自動車関連の急回復など幅広いアイテムが持ち直し、特に1―3月は好調だった18年度平均レベルにまで戻り、通期の月間販売数量は前期比11・2%減の2891トンとなった。一方、金属繊維は、化合繊維向けのナスロンフィルターが国内外のアパレル分野低迷が影響したが、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は半導体向けがコロナ禍でも堅調に推移。連結売上高は341億円と微減ながら、利益面はそれぞれ前期比20―30%増を確保できた」
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