2021年6月14日

JFE条鋼製造所長に聞く/東部製造所 稲村 信二氏/コスト競争力・品質向上

――細物鉄筋棒鋼のマーケット環境から。

「2020年度の国内向け鉄筋棒鋼出荷数量は700万トンを割り込み、新型コロナウイルス感染症影響もあって、予想していたよりも落ち込むスピードが速かった。20年度下期以降で需要減退の影響が本格化しており、21年度入り後も低迷は継続中で、上期の生産数量は前年同期比5%の減少を想定している。下期は前年同期比、上期比ともにプラスを見込んでいるものの、建築工事全体が後送り傾向になっており、先行きの動向を注視する」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社