2021年6月8日

新副社長に聞く/メタルワン/今村功氏/中長期視点で会社変革

――メタルワン副社長としての抱負から。

「三菱商事に入社して以来、石油化学品畑を長く歩み、直近2年間は総合素材グループ機能素材本部長を務めた。鉄鋼業はほとんど知らない世界で、緊急事態宣言下であいさつ回りもできない状況が続くが、就任に先立って3月1日から毎日出社し、社員との打ち合わせや資料の読み込みを通じて、理解の醸成に努めている。浅野副社長がコンプライアンスと地域担当、大木副社長は営業全般を管掌しており、私は経営計画の担当。鉄鋼業界の産業知見が乏しく、しがらみもないことが、逆にメタルワンにおける私のバリューと認識している。業態変革を促し、ビジネスモデルを転換していく。つまり中長期の視点で会社を変えていくことがミッションとなる。鉄鋼流通の事業構造転換を通じてメタルワンの発展に貢献していきたい」

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社