2021年5月24日

中国鉄鋼業、RCEPで躍進(上)/海外展開のチャンス/東南ア、有望な輸出・投資先/需給調整と脱炭素両立へ

日本や中国、東南アジア10カ国などが参画する地域的な包括的経済連携(RCEP)が昨年11月に署名された。対象地域は世界のGDPの約3割、粗鋼の生産量と見掛消費量はそれぞれ12億6000万トンと世界の7割近くを占める。自国の鉄鋼需要の将来の減少に備える中国鉄鋼業は関税撤廃など貿易や投資を促進する枠組みを最大限生かそうと各種会合を開き研究を進める。RCEPをテコに新たな成長や脱炭素に向かう中国の動きは国際鉄鋼市場に大きな影響を与えそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社