2021年4月5日

マーケットを読む 21年度上期市況見通し(2) マクロ経済見通し マーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役 新村 直弘氏 輸送制限が価格上昇圧力

――上半期の世界景気をどうみる。

「上半期の景気については良いとみている。夏ころにかけ、ゆっくりとした回復基調になるだろう。コロナワクチン接種が進むことに加え、大規模な財政出動が行われているためだ。一方で、景気が過熱し過ぎても不思議ではない。すでに財政出動の総額はかなりの規模に膨らんでおり、金融緩和を止める見込みはなさそう。ワクチン接種が加速すれば、人の移動制限も解除される」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社