2021年2月26日

鉄鋼新経営2030年に向けて 大同特殊鋼社長 石黒武氏 次期中計コスト削減と差別化 重点 顧客の商品力アップへ素材開発

――足元の状況および今後の見通しから。

「2021年3月期は、新型コロナウイルスの影響で4月から7月までの売り上げが大幅減となり、通期では厳しい業績となる。しかし、第3四半期だけでは自動車や産業機械の需要が戻り、売上高が1080億円と前年同期比90%程度まで回復した。第4四半期も売上高、数量ともに前四半期を超え、前年同期も上回る見込み。ただ来年度は、自動車用部品の不足やコロナ感染状況などから楽観はできず不透明感もある。このため来年度当初は、数カ月先の需要を的確に把握したフレキシブルな生産対応を図ることになる」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社