2021年2月10日
データを読む 中国産アルミ二次合金オファー価格高騰(上) 原料不足に需要急拡大
うたかたの夢だったのか。昨年7月から半年間で70%超高騰した中国産アルミ二次合金の対日オファー価格。年をまたぐと一転して下げ足を速め、直近はトン2200ドル前後と1カ月間で15%下落した。春節を控え中国勢は、換金売りや在庫調整で対日の販売攻勢を強めているが、日本側は自動車メーカーの減産で静観ムードが漂い、昨年とは一転してオファー価格の底が見えなくなってきた。関連データから一連の価格高騰の背景や今後の展開を考察する。
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