2020年12月28日

中国南部に鉄鋼投資集中 広西自治区・広東省で将来粗鋼1億トンへ 東南ア需給揺さぶる

 中国南部に鉄鋼投資が集中している。広西壮族自治区臨海の防城港市に鉄鋼4社が製鉄所を建設し、年産3000万トン超の鉄鋼コンビナートを2025年に完成させる。隣接する広東省で宝武鋼鉄集団の湛江製鉄所の高炉増設の他、特殊鋼電炉やステンレス工場の建設が進む。インフラ・不動産開発が広がり始めた南部の建設需要や広州周辺の自動車需要に加え、地理的に近い東南アジア市場を狙う。広西自治区と広東省で将来合計1億トン近くに膨らむ粗鋼生産はアジアの鉄鋼需給を揺さぶりそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社