2020年11月25日

国内非鉄産業への提言 ジョージ・コブリア氏(マッキンゼー・シニアパートナー) デジタル活用で営業改善

デジタル革命、ESG(環境、社会、企業統治)経営など、日本の金属産業を取り巻く環境が大きく変わる。コロナ禍は非常事態であると同時に、変革を推し進めるチャンスでもある。米本拠の大手コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社で資源エネルギーを担当し、母国ジョージアで閣僚も経験した、シニアパートナーのジョージ・コブリア氏に日本の非鉄金属産業への提言を聞いた。



――日本の非鉄金属産業をどう俯瞰する。



「銅とアルミニウムの国内事業に絞って話したい。日本の企業は銅でもアルミでもハイエンド製品に強みを持つ。

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