2020年11月4日
日本アルミ鉱滓会の事業方針 林浩喜理事長インタビュー リサイクル通じ社会貢献
低品位アルミドロスのグローバルリサイクルを目的に一般社団法人日本アルミ鉱滓会が9月から本格的に事業を開始した。非鉄総合商社、林商店を中心とする林商店グループが中核となり、会で得た利益は新興国などに寄付する方針を定め、アルミドロスのリサイクルに新たな風を吹き込んでいる。同会理事長に就任した林浩喜氏(林商店会長)に今後の事業方針について話しを聞いた。
――まずは抱負を。
「生まれ育った日本という国に何か恩返しをしたいと考えていた。自分が持つ知識の中で最も社会に貢献できるものが長年にわたり関わってきたアルミリサイクルに関する知識と経験だと考え、一般社団法人を立ち上げた。SDGs(持続可能な開発目標)の理念のもと原点回帰を掲げていく。選別をしっかりと行い、貴重な資源を少しでも捨てずにリサイクルすることが目標だ。アルミリサイクルを通じて社会に貢献していきたい」
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