2020年9月10日

「未来へ 見出す活路 レアアース産業の現在地と課題」中国以外の供給ソース開拓 リスク回避し新用途開発

 ネオジム、ジスプロシウム、ランタン、セリウム、イットリウムなど17元素の総称である希土類(レアアース)。自動車の電動化など次世代技術に必須の元素でありながら、資源の9割以上を中国に依存していた供給ソースの脆弱性が世間一般にまで知れ渡ったのが2010年9月だった。あれから10年。日本のレアアース産業の現在地と課題を探る。

 「会社設立から半年間は中国からいっさいレアアースが供給されず売り上げの全く立たない日々が続いた」。レアアース・レアメタル商社マテリアル・トレイディング・カンパニー(MTC)の小滝秀明社長は10年前の出来事を振り返る。

 

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社