2013年8月21日

中国製鉄所ルポ(中) 武漢鋼鉄・防城港製鉄所 進ちょく遅れも冷延着工

中国粗鋼生産第3位。内陸部の湖北省を本拠とする武漢鋼鉄集団が、臨海の広西チワン族自治区防城港市に大型製鉄所を建設する。宝鋼集団の湛江製鉄所(広東省)と同じく2012年5月末に起工式を開催。中央政府の正式認可がようやく下り、建設を急ぐとみられたが、工事は大幅に遅れているようだ。

ベトナムに接する広西チワン族自治区の首府・南寧市から南に車で3時間余り。トンキン湾に面する港町の防城港市は今、空前のマンション建設ブーム。街中に入る際に見えた建築クレーンの数は優に50を超え、中心部に真新しい高層ビルが並ぶ。人口86万人。中国では小規模の部類の都市に多額の資金が流れ込んでいる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社