2025年4月16日

淀鋼・日鉄など出資「京葉鉄鋼埠頭」 屋外クレーンを更新

淀川製鋼所や日本製鉄などが出資する京葉鉄鋼埠頭(本社=千葉県市川市、北村宗一社長)は屋外ホットコイル置き場のトロリ式橋形(門型)クレーンを1基更新し、15日から本格的な稼働を開始した。総投資額は付帯設備などを含め約4億円。新鋭機は運転速度が従来比2倍に上昇するのに加え、従来機は老朽化のため稼働率が低かったことから、入出庫能力の向上やトラック待ち時間の削減につながる見込み。物流の2024年問題に対処し、株主や鋼材ユーザーへの安定供給維持に注力する。更新に合わせ、置き場も拡張。屋外でのホットコイルの保管能力を従来比約1500トン増3万6000トンに引き上げた。





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