2025年4月11日

フジオーゼックス 熱処理炉、電気炉式に更新 CO2排出量を半減

大同特殊鋼グループでエンジンバルブの国内大手メーカー、フジオーゼックスはこのほど、静岡県菊川市の本社・静岡工場内の第1工場にある熱処理炉1基を、LPガス炉から電気炉に更新した。従前に比べCO2排出量を58%、年間150トン削減し環境性能を大幅に向上。作業負荷の軽減や作業環境の改善も図った。今後、2025年度中に3基を、最終的に全6基の熱処理炉を5基に集約し、全て電気炉化し生産性も20%程度、引き上げていく計画だ。