2025年4月10日

JFE、電炉投資を決定 倉敷地区

JFEスチールは10日、西日本製鉄所倉敷地区の革新電炉投資を9日決めたと発表した。改修時期を迎える倉敷第2高炉に置き換える形で、3294億円を投じて年産200万トン程度の電炉を新設し、2028年度第1四半期に生産を開始する。政府の補助金決定を受け、カーボンニュートラルに向けた移行期の主要な投資に踏み切る。低炭素還元鉄活用と組み合わせ、大型電炉による電磁鋼板、高張力鋼板などの高品質、高機能鋼材の大量供給体制を世界で初めて実現する。