2025年3月25日

茨城スチールセンター 18キロワットファイバー機稼働

 伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(本社=茨城県那珂市、牧野智治社長)は、小池酸素工業製の18キロワットファイバーレーザーを新設し、本格稼働を開始した。18キロワットファイバーレーザーは第二工場で既存の6キロワットCO2レーザー2基のうち1基をリプレースしたもので、切断能力を高め、厚板切断加工を強める。切断速度が向上、切断面の滑らかさなどより高精度の切断が可能となるほか、ピアッシング(穴開け)も瞬時に実現し、下加工としての穴開けなど、従来より加工度を高めた製品展開を指向。製品の加工をより深化させ、高付加価値化を図り、新たなニーズを取り込んでいく。