2025年3月17日

1月普通鋼鋼材受注 3.2%減277万トン 車不振続く

 日本鉄鋼連盟が17日に発表した用途別受注統計によると、1月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は前年同月比3・2%減の276万9000トンと8カ月連続減少した。自動車用は海外での日系車販売の不振が響き13カ月連続減少。造船は2桁増えて製造業用を支えたが、依然低調な中国経済が影響し産業機械や電機機械は減少が続いた。資材価格は下げ止まりの様相ながら人手不足が工事の遅れを招き、建築・土木とも減少が続いた。