2025年3月17日

鉄産懇 米鉄鋼関税「極めて遺憾」

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は14日開催の会議後に鉄鋼需要について「前月とさほど変わらず、各種統計もマイナスが続き芳しくない。輸入鋼材の入着は対前月で減少したが水準は依然高位だ」との見解を示した。米国の通商措置に触れ、「鉄鋼製品は12日から25%追加関税が発動され、極めて遺憾だ。経済の側面で変調を来たす恐れがある。政府には精力的に交渉していただいており、鉄鋼業界としても情報提供など含めしっかり対応していく」と語った。