2025年3月14日

JFE 西日本倉敷地区の基幹システム オープン環境完全移行

JFEスチールは13日、西日本製鉄所(倉敷地区)の基幹システムを国産メインフレーム(富士通製)からAI技術などを使いやすいオープン環境に完全移行したと発表した。昨年までに形鋼・薄板・電磁鋼板品種・全品種出荷領域を移行したのに続き、今年2月に倉敷地区の製鋼および棒線領域を移行したもので、2020年10月に始まった倉敷のシステムリフレッシュは4年5カ月の短工期で完了した。既に仙台製造所のオープン化を完了しており、JFEによると、全製鉄所・製造所基幹システムの6割がオープン化したとしている。