2025年2月20日

三井物産、リオと共同開発 西豪鉄鉱石8000億円投資 持ち分4000万トン積み増す

三井物産は19日、豪州鉄鉱石事業、ローズリッジの権益を53億4200万ドル(約8000億円)で取得すると発表した。豪VOCグループ、豪AMBホールディングスから権益を取得する。西豪州ピルバラ地区で資源量が68億トンと、世界最大級の未開発鉄鉱床を英資源大手のリオティントなどと開発、2030年までに生産を開始する。「一案件として過去最大」(掘健一社長)の投資を通じて、三井物産は足元年間6100万トンの鉄鉱石の持ち分生産に最大4000万トン以上を積み増し、収益力を高める。





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