日本建設機械工業会(会長=山本明・コベルコ建機社長)が18日発表した2025年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは24年度予測比0・07%増の3兆3748億円と策定された。見通し通り推移すると4年続けて3兆円を超え、2年ぶりにわずかながら前年度を上回る。昨年8月策定の当初見通しを6・5ポイント下方修正した。24年度は4年ぶりにマイナスを記録したが、25年度は年度後半の緩やかな回復を加味して横ばいペースと予測した。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルの25年度生産は同7%増の10万4110台、ミニショベルが同1%増の11万1550台となる。