2025年2月13日
関東鉄スクラップ4万3200円 2契輸出入札 円高映し3.6%安 国内相場への影響軽微
関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が12日に実施した2月契約分(3月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり4万3200円(H2、FAS=船側渡し)と1月実施の前回から1610円(3・6%)下がった。為替のドル安・円高が影響して前回から下落した。東南アジアの堅調な鉄スクラップ需要が響いて当日の国内相場を3000円ほど超える高値が付いたが、国内鋼材需要の停滞が続いているため、鉄スクラップ相場の強気材料になる公算は小さい。



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