2025年2月7日

特殊鋼専業5社4―12月 売上数減で3社営業減益

特殊鋼専業メーカー5社の2024年4―12月期決算(連結ベース)が6日に出そろった。4―12月期は自動車、建設機械の主力需要分野でマーケットが低迷した結果、特殊鋼鋼材の売上数量がおおむね減少して損益にマイナス影響を及ぼした。前年同期比で営業損益ベースは売価およびコストの改善、精密ばね部品の収益貢献などで三菱製鋼が増益。大同特殊鋼と山陽特殊製鋼、愛知製鋼が減益となり、日本高周波鋼業は損失幅が縮小したものの、2期連続で赤字となった。売上高は5社が減収。