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2025.1.14
2025年1月17日
金属研磨大手、東京ステンレス研磨興業(本社=東京都墨田区、日下部繁社長)は独自技術の電解砥粒減面研磨(EGR研磨)を用いて、ステンレス鋼板の表面を削る減厚と、板厚偏差(偏り)を小さく調整する調厚にそれぞれ成功した。フライス盤で切削できない大きな鋼板の厚み調整などの需要を見込む。日下部充専務は「厳しい板厚公差やステンレス以外の難研削と言われる鋼種など、EGR研磨で貢献できる分野を開拓したい」と話す。EGR研磨は同社の特許だが、研磨できる鋼種や品種が広がったことから特許更新を行った。
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