2025年1月14日

鉄スクラップ1契入札 関東価格4万4810円に上昇

関東の鉄スクラップ加工業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=南光司・ミナミ社長)が10日に実施した1月契約分(2月積み)の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり4万4810円(H2、FAS=船側渡し)と昨年12月実施の前回から2071円(5%)上がった。為替のドル高・円安と海上運賃(フレート)の下落が輸出の追い風になって当日の関東相場を3500円以上超える高値が付いた。国内相場の強気材料となりそうだが、国内鋼材需要の停滞が続いているため電炉メーカー各社が鉄スクラップの買値を上げるかは不透明だ。





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