2025年1月9日

日鉄ステンレスの二相鋼 配水池タンクで初採用 茨城・那珂市 薄肉化でコスト削減

 日鉄ステンレスは8日、省合金二相ステンレス鋼のSUS821L1(NSSC2120)が、浄水場の配水池タンクで初めて採用されたと発表した。採用量は薄板と厚板あわせて50トン。汎用ステンレス鋼のSUS304に比べ薄肉化できるなどのイニシャルコストの削減と、従来の鉄筋コンクリート製などに比べ維持管理が軽減できることが評価され、茨城県那珂市の木崎浄水場「2号配水池」で採用された。今後も上下水道分野でSUS821L1の提案を重ね、需要拡大を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社