2024年12月27日

東京地区 薄板市況2000ー4000円下落

東京地区の薄板市況はジリ安基調が続く中、先月から今月にかけて在庫処分の動きも重なり、市中価格はトン当たり2000―4000円方下落した。海外鉄鋼メーカーの対日オファー引き下げや東京製鉄の大幅値下げなどを受け、先安観が強い熱延鋼板(中板)の下げ幅がトン4000円と最も大きく、酸洗鋼板と冷延鋼板は3000円、めっき鋼板は2000円の下げ幅となった。当面、好材料は見当たらず、年明け以降も弱基調が継続する見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社