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2024.12.24
2024年12月27日
東京地区の薄板市況はジリ安基調が続く中、先月から今月にかけて在庫処分の動きも重なり、市中価格はトン当たり2000―4000円方下落した。海外鉄鋼メーカーの対日オファー引き下げや東京製鉄の大幅値下げなどを受け、先安観が強い熱延鋼板(中板)の下げ幅がトン4000円と最も大きく、酸洗鋼板と冷延鋼板は3000円、めっき鋼板は2000円の下げ幅となった。当面、好材料は見当たらず、年明け以降も弱基調が継続する見通しだ。
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