2024年12月23日

全国粗鋼生産11月3.1%減 年8000万トン台見通し

 全国粗鋼生産量は11月に688万8000トンと前年同月比3・1%減り、9カ月連続減少した。1―11月合計7710万2400トンと前年同期比3・6%減。通年は3年連続の8000万トン台となり、新型コロナ禍に直面した2020年と同程度となる見通しだ。人手不足などによる建設需要の低迷と低調な海外市場を背景に建機・産機の生産が減少し、自動車生産も伸び悩んでいる。中国の経済不振と大量鋼材輸出の影響で日本の鋼材輸出は減っており、高炉・電炉とも減産せざるを得ない状況が続く。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社