2024年12月13日

国内鉄スクラップ市況 横ばいで越年見通し

国内の鉄スクラップ相場は10月から継続している様子見横ばいムードを保ったまま年を越しそうだ。冷え込む海外市況が弱気要因となるものの、国内の発生難が需給を引き締め、相場に動きがない状況がおよそ2カ月続いている。当紙調べの日本鉄スクラップ総合価格(東名阪電炉メーカー購入価格平均、H2)は12日時点でトン当たり4万1300円。10月9―11日にかけて1700円上がってからは、2カ月間でわずか300円上昇したにとどまる。

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