2024年12月5日

重仮設リース大手4社 4―9月2社経常増益 経営環境 厳しさ続く

 重仮設リース大手4社の2024年4―9月期連結業績が出そろった。4社中3社が増収となった一方、利益面では営業利益は3社、経常利益は2社が増益だった。建設業界は需要面では政府建設投資が堅調に推移し、企業業績の回復による民間建設投資にも持ち直しの動きが見られるが、資機材価格や労務費の高騰が工事収益を圧迫、厳しい経営環境にある。この中で価格適正化を最重点課題とし、採算性向上に取り組んだものの、全社の増収増益には至らなかった。通期業績予想は売上高は3社が増、営業利益は2社が増益、経常利益は2社が増益、純利益は1社が増益とする。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社