2024年12月5日

10月末薄板3品在庫401万トンに減 荒天影響なく出荷進む

10月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比13万7000トン減の400万6000トンと、大幅に減少した。高炉メーカーなどが減産を継続している一方、9月の台風による荒天影響がなくなったことで出荷が促進、滞留していたメーカー在庫などの削減が進み、大幅な在庫減少につながったものとみられる。需給の一つの目安である400万トンは3カ月連続で越えているが、割り込む目前にまで迫った。例年、年末にかけて在庫は減少しているため、高炉メーカーなどは「在庫動向を注視していく」としている。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社